叶わないけど あの空へ

空の上はいつでも 嘘 みたい。

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長所がないとか価値がないとかそういうことを
全部嘘にしてくれる、気がする。


心臓が止まるくらいに好きな人が月の裏側にいても、
絶対に手は届かないし、寧ろ声すら届かないけど、
空の上なら、空の上だったら声くらいって。

思ってたんだけど、
届いた声も空の上では嘘になりそう。

それでもやっぱり空の上って好きだし、
強くなったら会いに行くから、
重力を殺す翼を分けて欲しいなって思います。


一人っ子は1人で遊ばなきゃいけないことが多くて、
空を見るのが好きで、
背伸びしなくても空が届く場所を探したり、
寝転がった先の雲の秒速をはかったり、
無限の空に印をつけて飛行機雲を描いたりしてたから、
空にはどんな可能性もあるって思ってました。

人間も、生きやすくなるために進化したのに、
鰓も翼もなくて生きにくいなって思うけど、
鰓も翼もあったら水への憧れも空への憧れも
消えちゃうからそれも困るな、みたいな。


生まれてから今日まで、
割とずっと限りなく底辺の近くにいることが多くて、
だからこそ上を見ることが多かったし、
上を見ることが好きだから空への憧れも生まれたし、
これからも上を見たいなって思いました。


というのもとあることで、
自分よりも下を見ている自分に気づいたんです。
昔は下を見て生きるのが嫌いだったのに、
中途半端に大人になって自分の身なりや立場を気にして、
下ばかり見ていることにようやく気づきました。

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それに気づいた日に見上げた空は悲しくなるくらいに綺麗で、
空に向かって上に行くことを思い出しました。


夏はまだまだこれから?