無言の空に強請ってみた日の話


羽田空港に行きました。
飛行機が好きだからです。
飛行機は大きくて、かっこよくて、
空っていう道のない道を進んで行って、
暗闇を光を発しながら進んで行って、
ピカピカしてて、キラキラで、
何よりも多くの人の様々な思いを運んでくれる
魔法の翼を持った乗り物で、
これから起こる冒険の始まりの空間。

飛び立つ瞬間から、
雲の向こう側に見えなくなるまで、
飛行機をただただ眺める時間が好きだった。

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写真に撮ると、偽物っぽいし、偽物。

羽田空港の国際線は日本風にしてあって
日本橋なんかもありました、よ。


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空港にもたくさんの人がいて、
同じようにスーツを着てただ飛行機の行き先を
眺めているだけの青年がいて、
どんな色でお話するのか気になったし、
手を繋いでいるふたりが、手を離して、
背中を向けて進んで行ってたけど、
あの後彼女が振り返ったことは、
彼は知らないんだろうなって思ったりしました。



なんでもない景色も出会いと別れが溢れる空間では、
ひとつひとつが特別に見えるものだねー。